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マツダ フレア試乗レポート

マツダの軽 フレアの試乗レポートをお届けします!

フレア
AZ-ワゴンから名前も新たに生まれ変わったフレア(クリックで拡大します)

2012年10月よりそれまで18年続いた「AZ-ワゴン」から名前を一新し登場した「フレア」。

アイドリングストップ等、様々な装備を搭載したフレアに試乗してきました!

広々室内やアイドリングストップ以外に、走りやハンドリング等のレポートをお届けします。

(ミニレポート形式でお届けします)(写真はマツダフレアフォトギャラリーで撮影したものを使用しています)

 

さて、そもそもフレアとは?

フレアの前身であるAZ-ワゴンを含め、スズキのワゴンRのOEM(Original Equipment Manufacturer:相手先ブランド名製造)車として販売中の軽ワゴン。軽自動車とは思えない広々とした室内と利便性の高い収納を持ち、マツダの軽自動車ラインナップの重要なポジションを占める一台です。

 

ちなみにフレアの名前の由来は、英語の【flair】(才能、ひらめき、お洒落の意味)。
「運転のし易さ」「使い勝手の良さ」「室内空間の広さ」等、車の持つ多くの「才能」を表現すると共に、このクルマを選んだ「かしこいユーザー(ユーザーの才能)」を称えるネーミングとのことです(マツダ公式Q&Aより)。ナルホド、flare(広がり)かと思っていました・・・。

今回試乗したのはXS(2WD)

今回試乗させて頂いたのは、XSの2WD。

残念ながら、話題の「レーダーブレーキサポート(衝突安全軽減ブレーキ)」は搭載されていないモデル(ちなみにメーカーセットオプション)での試乗ですが、「アイドリングストップ」や「エコクール」等はバッチリ体験する事ができました。

 

レーダーブレーキサポート等の安全装備は、アテンザで効果を体感済み。仕様は異なりますが、同様の機能が5万円前後(2013年8月時点)で装備出来るのは本当に魅力的ですね。

「いざという時の安全」のため、管理人としてはぜひ選択する事をオススメします!

外観・内装:「深化」したエクステリアと使い勝手・質感への工夫・努力が感じられるインテリア

「深化」したエクステリア

先代のAZ-ワゴンからモデルチェンジした際、一見「ほとんど変わっていないのでは?」と言うほどキープコンセプトなエクステリア(外観)

しかし、その質感やフォルムは確実に進化、いや「深化」しています。

 

変に「ライン」や「パーツ」を使用せず(これに頼りすぎると・またうまく使わないと一気にチープになります)、シンプルなフォルムで構成された外観は、「嫌みのない(デザインしたったぞ!的な)」とてもクリーンな出来栄え。

その中で、特に「斜め後ろ」から見た際、シンプルなフォルムに隠された「面の躍動感」に目を奪われます。

 

また、前モデルよりサイドウィンドウ(横のガラス面)の面積が広くなり、使い勝手も向上。

個人的には、このバランスも、全体から感じる「クリーンさ」に繋がっているのかなと感じます。

使い勝手の工夫と質感への努力が感じられるインテリア

インテリアについては、徹底的に「使い勝手」を考慮し「軽自動車=チープ・割り切って乗る」というイメージを払しょくさせるための質感向上への取り組みを感じさせます。

 

さすがにドアの厚みや閉める際の質感はデミオ等にはかないません(デミオのドアが同クラスのライバルにくらべて非常に「分厚く・しっかりしている」というのもありますが)。

しかし、剛性感のあるドア・乗り降りのしやすさ・シートの厚みや硬さなどは、軽自動車のハンデを感じさせない仕上がり。

さらに、乗った際に感じる数値では表せない「広々感」や、左右の「見切りの良さ」はデミオ以上です。

ダッシュボードやドアの樹脂パーツ部分に施された加工も、質感向上に繋がっています。

 

そしてダッシュボートはもちろん、シートの下に至るまで豊富に用意された収納スペースが、使い勝手の良さに貢献しています。

 

今回試乗して感じたのが、はじめて乗ったにも関わらず「違和感なく」操作が行えた点。

メーター類や各種ボタン等の配置について「運転する人」の事を考えたレイアウトになっています。

 

後部座席は(悪い意味では無く)必要十分なクッション性に加え、各シートのリクライニングとスライド機構を備え快適に乗車出来ます。

 

そして簡単操作でフラットな荷室空間を生み出す事が出来、前席を倒すと更に長い荷物を乗せる事が出来るスペースが出現!本当に良く考えられています。

フォトギャラリー(画像クリックで拡大表示します)


試乗:「軽快さ」を感じる走り・「積極的に」作動するアイドリングストップ

軽快な加速に驚く「走り」

走行してみると、ボディーの大きさ(高さ)やエンジンである事を全く感じさせない「軽快な」走りに驚きます。

CVTやエンジンの設定の違いや「エネチャージ」、そして軽量化(前モデルより最大70キロも軽量化)の効果でしょうか。デミオのスカイアクティブモデル(デミオの他モデルより出足がマイルド)よりも、加速の良さは上に感じました。

 

カーブでは、背の高さを感じさせないスムーズで安定した動き。

このグレードはフロントにスタビライザー(カーブ等での姿勢を安定させる部品)が付いていないのですが、今回の試乗ではそのデメリットは感じませんでした(急旋回等行っていない事もあると思います)。

 

走行時の車内はエンジンや走行音も気になる程ではなく快適。運転中は、スピードメーター周りの照明が変化し、エコドライブとやさしい運転(これはエコドライブの結果として)をサポートしてくれます。

サスペンションの柔らかさとタイヤの空気圧の高さ、そして車高の高さと「軽さ」からでしょうか。段差がある部分を走る際は、やや「ヒョコヒョコ」したおさまりの悪さや腰高感を感じました。

積極的に作動するアイドリングストップ

運転して驚いたのが「とにかくアイドリングストップしよう」とする事。

 

仕様上、時速13キロ以下でエンジンが止まるのですが、マツダで製造した車(アクセラやプレマシー・デミオ等)のアイドリングストップに慣れていると、「え、ここでもエンジン止まるの!?」とやや不安になる事も(もちろん再始動はしてくれますが)。

停車中の送風時の「エコクール(蓄冷剤)」は、通常の送風状態より確実に涼しい風が流れてくるアイデア機能だなと感じました。

「必要」をギュッと詰め込んだ、かけがえのない「相棒」になれる一台

軽自動車に求められる要素(燃費・スペース・走り)がぎゅっと詰まったマツダ フレア。

税金や維持費の安さ等、軽自動車を購入する理由は様々です。

 

でも、フレアの持つ

「数値だけでは感じられない走りの軽快さ」「解放感と『ちょうど良さ』を感じる室内」「飽きのこないシンプル・クリーンさと『面の躍動感』を持ち合わせた魅力的な外観」は、使うほどに、きっとあなたの「かけがえのない相棒」になってくれる要素を持っています。

 

軽の魅力・そしてフレアの魅力を気づかせてくれる、そんな試乗になりました。

みなさんもぜひお近くのマツダや販売店で「見て・乗って」、感じてくださいね。

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